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コロナ危機で安易な高額転売せどり・転売ビジネスに手を出してはいけない理由とは

コロナショックにより、経済は大きなダメージを受けました。

そこで、副業を始めたいと思う人や、収入を一本化せずもっと複数の道を確保した方が良いんじゃないだろうかと思う人は増えていると思います。

ですが、短期的な儲けが大きいトレンドせどり(この記事ではコロナでのトレンドせどりを、コロナせどりと言います)に手を出して良いのか?

トレンドせどりを行うべきなのか、それとも堅実にせどりをすべきなのか、について、本記事では解説していきます。

この記事を読むべき層

今現在副業を始めたばかりで不安な方や、副業を行おうと思っている方、そんな方々がせどりという道を選で、その中で短期的なトレンドせどりを行うことについてのリスクを、本記事では紹介しています。

この記事は、WINコンサルティング代表のクロシバが監修しています。
クロシバについては、こちら。

トレンドせどり、転売を2020年に始めるリスクとは

まず、コロナショックで転売ビジネスを知った方は、
メルカリなどで品薄の商品を転売する、品薄転売を考えるかもしれません。

ですが、これは絶対にお勧めしません。

その理由を解説します。

まず、大きくこの3点が挙げられます。

トレンド転売がダメな理由
  1. 一過性であり、持続しないビジネスである。
  2. 社会規範に反していると思われがちである。
  3. 人に堂々と言える商売ではない。

まず、1点目から。

例えば、リングフィットやニンテンドースイッチの買い占めを行い、その後買取業者に流すような転売モデルが、多くのラインオープンチャットの転売グループ(質が低いところが多いです・・・。)では推奨されていました。

ですが、これは本当に良いビジネスなのでしょうか?

スイッチを買い占めることが出来るのは、地方など人が少ないところにある方や、足繁く店舗に通うことが出来る方、入荷情報がわかる方、など非常に限定的です。

再現性が非常に低いです。

さらに、多くの一般人の迷惑になる行為であるため、社会規範に反している行為であると一般的に捕らえられてしまいます。

本来、わざわざ購入数量を限定している店舗などがあるのは、スイッチが1台欲しい!という家庭の邪魔をしないためです。

それを無視する行為であり、転売ヤーは多くの人にとって迷惑な存在でしかない、ということになってしまいます。

現に、今回、メルカリやAmazon.co.jpでは、マスクの高額転売に対して大きな規制がかかりました。

スイッチとマスクは違うじゃないか!という声もあるかもしれませんが、本来行き渡るはずの資源を不当に買い占めて転売しているという点では同じ。

アマゾンでマスクを高額で販売していた業者は、売上金を没収されアカウントの復活もできないという事例もあります。

(こちらも、独自の方法で謝罪することで復活は可能ですが・・・)

さらに、高額転売は、人に堂々と言えるビジネスではありません。

ネットでは、コロナ自警団が蔓延っています。
自分の価値観は国の価値観。世界の価値観と思っている方々ばかり。
ですので、少しコロナに関して自重しないような発言をすれば、罵詈雑言の嵐。

そんな中、マスク転売を仕事にしているんだ〜と言えば、どうなるでしょうか。
ネット社会だけでなく、実社会でもいい顔をされないのは必然です。

以上の3点より、特別需要品の高額転売は避けた方が良いです。

商社と転売はどう違う?

商社だって転売しているじゃないか。

こういう声を、世間では聞くことがよくあります。
果たして、これらはどう違うのでしょうか?

結論から言いますと、

情報に一切の付加価値がない状態で物を右から左に高額に横流ししているだけなのが転売で、情報に付加価値をつけて販売しているビジネスが商社なのです。

海外から商品を取り寄せている商社は、「そのものがあるという情報」「言語を翻訳するという情報」「メディア・広告の力を使ってそれをよく見せるという情報」「日本で専売する権利という情報」これらの情報に多大なコストや労力、手間を支払っています。

なので、消費者に提供されるものは実質的に同じものであっても、別のものであるかのように錯覚するので、高価な価値として(本来仕入れた価格より)受け容れられるという構図ができているのです。

例えば、マスクなどでも1消費者が販売しているマスクより、有名な商社が仕入れて販売している方が、信用度が高いでしょう。

その信用度に、知らぬ間に消費者はお金を払っているわけです。

信用度を増させるために、企業は巧みにメディアや広告宣伝で消費者の購買欲を高め、芸能人や知名度を利用することで安心や信用を勝ち取るのですから。

そのために、必要なコストもかけています。

このように、物品だけでなく付帯する情報も販売しているのが商社なのです。
簡単そうに見えて、非常に利益を得るためにコストをかけ戦略をかけ試行錯誤しています。

広告宣伝費もかけず、一切の手間もなく買い集めた商品を横流しにしているだけのビジネスが、転売です。

個人でも、商社のようなビジネスを行うことも出来ます。

それが、OEM商品なのです。

OEM商品については、こちらの記事を参照してください。

どんなせどりがいいの?

そうは言っても、

いきなりオリジナル商品を作るなんて不安・・・

売れるかわからないものに高い金を払って作って、失敗したらどうしよう・・・

そういう思いも、理解できます。

その場合は、着実なせどりを行なっていきましょう。

着実なせどりとは、どんなものなのか。

それは、一言で言えば、

不当に安いものを探して、定価で売るビジネス

だと言えます。

初心者の方には、参入障壁の低いamazonがオススメです。

モノレートというツールを使えば、過去にamazonで販売された価格を調べることができます。
ですので、いくらで過去に手元にある商品が売れていたかを調べることが出来るのです。
しかも、これは無料で使えるのです。

便利ですよね。

そして、それをブックオフや中古のショップ、ドンキホーテや家電量販店などのセールで、販売価格と価格差をチェックして、売れそうな商品を見つけるだけでいいのです。

とっても簡単ですよね。

この方法なら、トレンドがないときでも、持続的に地道にお金を稼ぎ続けることができます。

また、電脳せどりもオススメです。

地道にHPから商品を探してきてぽちぽちして、それをアマゾンに流すだけです。

慣れれば、一日数時間の作業で月収20万円は稼げます。

普通に働くことを考えると、とっても楽ですよね。

まとめ